
街中でも見かけることが増えてきた前向き抱っこのできる抱っこ紐。私は“新生児期から使える、前向き抱っこもできる抱っこ紐ベビーアンドミーを使っています。
『抱っこ紐で前向き抱っこをする際のメリットとデメリット』や『いつからOKなのか』をレポートしたいと思います。
この記事の目次
我が家で使ってる抱っこ紐はこちら
Baby&Me(ベビーアンドミー)
我が家は、Baby&MeヒップシートキャリアONE ORIGINALを使っています。産まれる前から知人のおすすめで購入し、新生児期から9ヶ月をすぎる今まで、抱っこ紐はこの1本です!!
この抱っこ紐のメリットは、先日の記事【購入レビュー】Baby&Me(ベビーアンドミー)を半年使ってわかったことにも書きましたが、【首すわり前から使える・肩腰が痛くない・暑さ対策もできる・開脚しすぎない自然な姿勢】とざっくりこんな感じです。
前向き抱っこ紐はいつからOK?
前向き抱っこは首が座ってからです。
公式サイトでは対面抱っこは4ヶ月〜と書かれています。
娘は平均より少し小さめちゃんですが、首がすわり安定してきたなと感じた4ヶ月ごろから使っています

ちなみに、Aprica(アップリカ)のコランハグリュクスABは生後7ヶ月〜、エルゴのOMNI(オムニ) 360は生後5ヶ月〜、2018年最新モデルのベビービョルンONE KAIは生後4ヶ月〜です。
前向きの抱っこ紐の懸念される《デメリット》
骨格の問題
前向きのできる抱っこ紐のデメリットとして大きく取り上げられているのが骨格の問題です。股関節と背骨にかかる負担が大きいと言われていますが、どれも医学的な論文は見当たらず「らしい」というような感じでした。でもみんな抱っこ紐使ってるしね…。私も抱っこ紐で育てられたけど健康優良児だったしね…ということで気にせず使ってます(笑)

刺激の問題
赤ちゃんの視力の発達により、刺激が強いという問題があるとよく見かけますが、赤ちゃんの視力の発達について、眼科のコラムによればこのような感じ!
出産直後⇒視力0.01~0.02程度
生後3~4ヶ月頃⇒視力0.04~0.08程度
生後6ヶ月~8ヶ月頃⇒視力は0.1程度に。視力発達が著しい時期。生後8ヶ月頃から目の機能がさらに発達して立体視ができ、奥行き、上下左右、自分と物との距離などもかなり正確に把握できます。
1歳頃⇒0.2~0.25
1歳半⇒0.4
2歳⇒0.5~0.6
3歳⇒0.8~1.0
よく、「前向き抱っこは刺激が強すぎる!」と言われるのですが、だいたい月齢が小さい頃の方が見えてないです。

他人・人混みの問題
関西の一番人が多い繁華街によくお買い物に行きます。人混みが多いところでは、みなさん赤ちゃんが自分の肘あたりに居るとは思わずに動いているので、人と近くなってしまうと、ちょっと怖い時がありました。

目立つ・触られる問題
前向きだからこその問題といえば、知らない人が触ってくる!という問題。うちの子はまだ経験してませんが、たまに知らない人が触ってきて嫌だ、不潔だという話を聞いたことがあります。よっぽどの人じゃないと触ってこないと思いますが、触れられるのが嫌な人は前向き抱っこ紐はデメリットかもしれません。
前向きの抱っこ紐を使ってみて《メリット》
機嫌がいい
うちの娘は3ヶ月頃からだいたいが前向きの抱っこで出掛けているので、スタンダードなようです(笑)色々見えるのが楽しくて飽きないみたいで、ぐずることもほとんどありません。たまにぐずる時もありますが、眠たくて少しぐずるぐらいです。
私の両手が空いていれば、手を前に回して包み込むようにもできるし、手を握ってあげることもできます◎
同伴者とのコミニュケーションが増える
例えば私が娘を前向きに抱っこ紐装着していて、痩せ夫と三人でお出かけする場合、対面で抱っこしているよりも娘とのコミニュケーションが増えます。行き来する人や街の視覚的な刺激だけではなく、前向きにしていることでパパと触れ合う機会も多くなります◎

足がM字になり、開きすぎない
Baby&Meの抱っこ紐はヒップシートという抱っこ紐の腰ベルト部分に赤ちゃんの乗る土台があり、このヒップシートがあるおかげで、私と密着せず、少し距離があります。助産師さんが教えてくれたいい姿勢、「脚がM字に曲がっているスタイル」が実現できるのはメリットです。
ヒップシートがない、前向き抱っこの抱っこ紐でも、もちろんM字の姿勢が可能です。赤ちゃんがお母さんの体に沿って足を広げるより、抱っこ紐の布地の面積だけ足を広げる方が開脚の負担が少ないのはイメージでおわかりいただけるかと思います。
顔を擦ることがなくて荒れ防止できる
赤ちゃんは眠た時に抱っこ紐をつけていると、顔をこすってきませんか?
うちの場合、眠たそうにしている時は前向きではなく、普通の向きで抱っこ紐を装着していたのですが、顔をこすりすぎて肌荒れしてしまいました。赤ちゃんがとりあえず柔らかいガーゼを私の鎖骨あたりに乗せていましたが、布で擦って余計に肌荒れ…!!(涙)


ということで、眠たそうにしていても前向きの抱っこをするようにしました。顔を擦らないのと、保湿剤で顔の肌荒れは完治◎前向きの抱っこでも、眠たい時はそのまま寝れます。
あと、乳児湿疹や乾燥での肌荒れの対策としてはピジョンのももの葉薬用ローションも病院でもらった保湿剤も試しましたが、よかったのはアロベビー(国産オーガニックベビーローション)
でした。
ボトルのデザインがかわいいなーと思ってましたが、シアバターとかホホバ種子油、オリーブ果実油などの天然の保湿成分が中心の保湿ローションで、赤ちゃんの肌にもいいということで購入しました。ポンプ式なので使いやすいです。
香りは無香料。片手で使えるし、寝返りやはいはいが出来て、お風呂上がりに裸で逃げ出す赤ちゃんに、ポンプ式は使いやすいです(笑)
楽天市場やAmazonでも販売されていますが、公式サイトでは、定期コースなら定価2300円のところ初回が980円になったり、2本セットで10%OFFの2070円と割引しています。
まとめ:今のところ前向き抱っこ紐は文句なし
我が家の場合ですが、今のところ前向き抱っこ紐は文句なしで使いやすいです♡医学的なことは知識がありませんが、予防接種と合わせて病院で発達のチェックも受けていますが、全てクリアしてきていて骨格も問題ないとのことです。
今年またエルゴからOMNI(オムニ)360が新発売され、またさらに前向き抱っこ紐ユーザーが増えたかなと思います。
抱っこ紐は種類が多く、価格も手頃ではないので考えものですが、抱っこ紐のレンタルショップなら数千円からあります。ベビーアンドミー以外の前向きができる抱っこ紐もいくつかかありましたよ!