
2017年10月に娘を出産しました!
予定日から9日超過でしたが、初産で分娩時間4時間のスピード安産でした♡
ちなみに出産したこの日の翌日は、まだ出産していなければ陣痛促進剤を使って誘発分娩になる予定でしたが、陣痛がきて普通分娩になりました。

前駆陣痛編
夜中に目がさめる(深夜2時)
妊娠中は夜中に一度目がさめる体質になってしまっていて、ちょっといつもより早く目が覚めたなぐらいの深夜2時にトイレにいきました。
微妙にお腹が張って痛いかもしれないぐらいの感覚があって、陣痛アプリを一応起動して測ると、陣痛間隔は3分だったり10分だったりと不規則でした。
何事もなく朝を迎える(午前8時)
微妙な痛みがたまにくる程度だったので、寝室に戻らずリビングでちょいちょい睡眠を取りながら朝を迎える。痛いから寝れないとかじゃなくて、なんかソワソワして眠れませんでした。里帰りしていたので、父母が起きてきて仕事に向かう用意を始める中、ゴロゴロしてました。

そう言うと、母に違うでしょと言われ、みんな出て行きました。笑

前駆陣痛がなかったので、これが前駆陣痛なのか本陣痛なのかわからず、なんだかいつもと違う予感がしたので病院に電話することに。
病院に電話するまではラズベリーリーフティーを飲んでゆっくりしてました。
フライング診察(午前11時30分)
病院へ電話すると、来てみていいよとのことで病院へ向かいます。徒歩7分ぐらいの病院だったので、一人でキャリーバッグを引きずって(笑)、途中途中痛みをこらえて立ち止まりながら、歩いていきました。

到着し、診察室じゃなくて、いきなりLDRへ。
助産師さんに診察してもらうと「子宮口まだ2cmだわ」とのこと。

って感じでまだ実感がなかったです。
ここで、助産師さんに足が冷たいと怒られました…!!(結構キツめに!涙)
この日は10月で結構もう寒い日。「足が冷えてると陣痛止まっちゃうからね」と怖いこと言われ、「赤ちゃん生まれたらゆっくりお風呂入れないし、ゆ〜っくりお風呂に浸かって体温めて!三陰交にカイロも貼ってね!」と言われ、一時帰宅しました。
薬局とコンビニに寄る(午後1時)
決してお腹が痛くない訳ではないんです。痛いんです。
でもね、助産師さんが「お産用パッドこんなんじゃ小さすぎる!!Lサイズじゃないとダメよ!」って言うもんだから、痛いけども歩いて薬局にお産パッド探しにいきました。

背後からレジのおばさんの無言のエールを感じながら薬局を後にし、Amazonでとりあえずポチります。届くのは明日…。
プライム会員でも今日には届かない、悲しいけど「今日まだ生まれないかもしれないし…」と思ってポチりました。
こちらの記事に詳しく書きました。
病院によっては出産準備セットに入っているところもあるみたいですが、私の入院予定の産院では入院前のお産パッドはセットに入ってなかったので自分で用意するようにとのこと…。
そこで買ったMサイズ。でも、出産前に必要なのは破水の水分も吸収してくれるLサイズ…!
助産師さん曰く、分娩直後も出血が多いのでLサイズがいいとのことでした。

そして、コンビニで昼食と入院した時のためにカロリーメイトとかスポーツドリンクとか買って帰宅しました。
本陣痛編
お風呂+お布団で温まる(午後3時)
助産師さんの言うとおり、湯船に浸かって温まって、さらに靴下を履いてお布団へ。
この時点でもう結構痛かったです。
湯船の中で動けないぐらい痛い時もありましたが、ふと痛くない瞬間がくるのでその隙に動きます。笑
布団に入っていると、うとうと眠くなる。けど、痛くて起きる!みたいなのが続きました。
もう耐えれんぞと病院へ(午後5時)
寝転がってるのに耐えられなくなって、リビングへ。この時陣痛間隔は4分!

朝にフライングしてるから、「次にいつ行ったらいいの!?」と病院が頭にちらついてから30分我慢したけど、もういいや!と思って病院に電話。
『来ていいよ』とのことで陣痛タクシーで病院へ。
タクシー乗る時も、降りる時も、陣痛来てる間はホントに動けません。笑
陣痛タクシーがある地域の人は、登録しておくといいと思います!
タクシーの運転手さんも応援してくれたし優しいです。笑
クライマックス編
LDR再び(午後5時30分)
助産師さんの診察で「子宮口6cm!温めたのがよかったね」とのことで、めでたく入院。

と思っていたところ、「体力ないと産めないから」とがっつり夕飯を出されました。痛くて机に向かうのも必死です。
陣痛と陣痛の間の数分で分娩台から机へと、ささっと動く…!!笑
不思議と陣痛来てない時は、ちゃんと動けるんです。笑
でも結局、陣痛は数分おきに来るので、ご飯とお吸い物を数口だけで諦めてヨタヨタと分娩台に戻りました。
ひたすら陣痛に耐える(午後6時)
この時、陣痛はめちゃくちゃ辛いけど、痩せ夫とLINEしてました。



ぐらいの会話をして、数分後、耐えられない痛みと言うか、波というか、何かしらが体内から押し出されるような感覚で痛みがきて、スマホを分娩台の頭の方へ放り投げました。(これまじかって感じの痛みというか感覚です。笑)
いよいよ陣痛感覚は2分!
陣痛の耐え方ですが、マタニティヨガでお世話になっていた助産師さんが「トランス状態になってふわ〜っとしてる方が痛みを逃がせる」と教えてくれました。
腕に力入れてつねると痛いけど、力抜いてつねると痛くないのと同じで筋肉が緊張して硬くなっていると痛みを感じやすいのだそうです。

お産の用意するからとLDRへ一人きりにされた私は、ひたすら自分の痛みが宇宙に拡散される想像をしていました。
真面目にイメージしたら体から何かオーラが出るんじゃないかってぐらい想像力を働かせて体から痛みをだすイメージで力を抜きました。
目をつむってしまうと余計に神経に意識がいくので目は開けていた方がいいです!
妊婦さん、目は見開くんですよ…!!破水(午後6時20分)
陣痛の波を何回も乗り越えて、痛みの逃がし方のコツを掴んで来た頃…。

と思ったら(思ったのは感覚なので一瞬のこと)、パーンと破水しました。
小さくパーンと聞こえたような気がします。
いきむ許可が出た(午後6時30分)
ナースコールで助産師さんを呼び戻し、破水したことを伝えると「もう産まれるね!!」と。
一瞬、痩せ夫の到着を待ってから産みたいなという思いがチラつきましたが、痛いのは終わらせたいので、早く産みたくなりました。笑
「いきんでOK」と言われたので、深呼吸2回して、おへその方をみてぐーっといきむ。
酸素を赤ちゃんにあげてから、自分の分も息を吸い込んで、腹筋とおまたらへん全部に力を入れる感じ。
足の踏み台を思いっきり踏みしめて自分が前に出るんじゃないかってぐらい手元のレバー握りしめていきむ。
産まれる。(午後6時50分)
助産師さんに褒められながら、呼吸の仕方を誘導してくれるままに吸って吐く。
陣痛のピークの時に「はい、いきんでー」と言われるので、そのタイミングで2回目にいきむ。そこれお股になにか暖かいものが挟まってる感じがしました。笑

と、3回目のいきみで、でゅるんと出て来ました。
カンガルーケアで胸元にデロデロのまま赤ちゃんが来ました。
デロデロで赤黒いけど感動…。笑
あったかいし、ずっしり重い。
分娩時間4時間で無事に産まれました。
出産でのおすすめ3つ
初産で、出産ってどういうもんなのかわからない不安があったけど、赤ちゃんの方が苦しくて大変だという話を聞いて、「なるほど、10cmぐらいの穴から無理やり出て来るんだもんな、私が出してやろう。」と思ったのがよかったのかもしれないです。
痛いのは赤ちゃんも一緒だって思うと、一人じゃないんだって思えたし。

妊婦さんへオススメしたいことは3つです。
- 痛み逃しに【叫ばない・目を閉じない・息は吐く】
- 分娩台に上がった時のイメトレをする
- 会陰オイルパックをする
1.分娩時の痛み逃し
【叫ばない・目を閉じない・息は吐く】は、上にも散々書きましたが、リラックスするのが一番です。
腕に力入れてつねると痛いけど、力抜いてつねるとそんなに痛くないっていうのと一緒です。叫ぶと力入るから余計に痛くなる。リラックスして体から痛みが放たれるようなイメージするといいと思います♡
妊娠8ヶ月ごろから1日2杯飲んでいたAMOMAのラズベリーリーフティーが効いたのか、無事に安産となりました。
2.分娩台のイメトレをする
二つ目は、「イメージしてないとこれどうするの?とパニックになっただろうなー」と思ったのでオススメしたいです。家にあるクッションとかで背もたれ作ってみて、顎引いておへそを見る感じです。
実際に力入れちゃダメですが、腹筋に力を入れていきむ!と同時に呼吸の練習もするとイメージできていいです。
一人で真似事してって、馬鹿らしいかもしれないけど、呼吸で痛み軽減するって本当なんだなって実感したのでおすすめしたいです。
会陰切開予防のためのオイルパック
会陰切開は聞いたことがありますか?赤ちゃんが出てきにくい場合、じょきんっと切られてしまうことです…(怖)!
その予防のためにオイルパックをしていましたが、私は切開せずにすみました◎やり方や使ったオイルは、こちらの記事で書いてます。
3.出産は赤ちゃんと一緒に乗り越えて
出産レポは、母親目線でしか書くことができませんが、赤ちゃんは狭い産道を頑張って出てきてくれる…!
一人で頑張ってるんじゃなくて、赤ちゃんも頑張ってるんだと思えば、「嫌だー痛いー(涙)!!」と泣き叫ぶことなく、「よし、一緒に頑張ろう!!」と思うことができました。
出産は人それぞれ状況が違いますが、安産をお祈りします…!♡
